Excelで年齢早見表作成
今回は年齢早見表を作成したいと思います。
まずは下のように表を作ります。
分かりやすいように仮の情報(氏名、誕生日)を入力。
誕生日を入力するB列は入力した際、種類が「標準」から「ユーザー設定」に代わっているかチェックします。
なっていなければ、右クリックし、「セルの書式設定」を選択。
表示形式のユーザー形式を選択、種類を[$-ja-JP]ggge"年"m"月"d"日"にします。
次に、更新日(本日の日付)を表示するようにします。
D1セルには=TODAY()と入力すると上記のように表示されます。
今度は年齢を自動計算するよう設定します。
C3セルに=DATEDIF(B3,$D$1,"Y")と入力。
※DATEIF(開始日,終了日,単位)
開始日=誕生日 人によって異なるためセルは固定しないのでそのまま
B3と入力
終了日=現在の日付 このセルは連続したコピーをする時に動かないように
列と行の前に”$”をつけます。$D$1
$の例)$D1 D列は固定され、1列は動く
単位 =”歳”なので、何年経ったかわかるように”年”を表す”Y"を入力。
セルの種類が「日付」になっていれば「標準」に戻します。
このあと下にコピーしていくのですが、このままコピーしていくと”121”と表示されてしまうので、先ほど入力した式の前にIF関数をいれ誕生日が入力されていなければ年齢のところは空欄になるようにします。
=IF($B3="","",DATEDIF(B3,$D$1,"Y"))
入力したら表の年齢の列にコピーして貼り付けます。(C3セルの右下の角の点をクリックし、そのまま範囲を下に広げる)
このままでもいいのですが、介護施設では長寿のお祝いをすることがあるので、今年該当するかわかるようにします。
まずは、新しいシートを作り、シート名を「長寿の祝い」にし、長寿のお祝いの一覧表を作ります。
このとき、何歳と書くとき、数字と”歳”は別のセルにし、あとで数字だけ使えるようにしておきます。
次にSheet1に戻り、数え年の欄を作り表示するようにします。
分かりやすいように新たに二人仮の情報を入力しました。
D3セルに=YEAR($D$1)-YEAR(B3)+1とすると数え年が表示されます。
年齢のときと同じように誕生日が記入されていないときは空欄になるよう式を足し、
=IF(B3="","",YEAR($D$1)-YEAR(B3)+1)
と入力し、下にコピーしていきます。
長寿のお祝いに該当するかどうか知りたいので、
D3からD8まで範囲を選択し、条件付き書式の新しいルールを選択。
「数式を使用して、書式設定するセルを選択」を選択し、書式設定に数式を入れていきます。COUNTIF関数を使い、長寿の祝いの年齢のところ(B2~B12)の範囲を選択。
,(カンマ)で区切った後Sheet1に戻り、D3セルを選択。コピーするときD列は動いてほしくないのでDの前に$をつけます。そして、数え年が長寿の祝いと重なれば印がつくように最後に=1をつけます。
=COUNTIF(長寿の祝い!$B$2:$B$12,$D3)=1
次に書式をクリックし、塗りつぶしのタグを選択し、色を選びます。
OKをクリックし戻ると
プレビューに色がついているのでOKをクリック。
卒寿に該当する90歳が塗りつぶされ、長寿の祝いの該当者が一目でわかるようになりました。
なにかに使えるとうれしいです。