不動産取得税の軽減申請
昨年、7月に中古住宅を購入して、いつかは来ると思っていた不動産取得税通知書。
とうとう来ました。
土地の取得税が約¥87,000、家屋の取得税が約¥58,000。
けっこうな額・・・。正直かなり痛いです。
そこで、同封の書類に取得税の軽減の案内があったので、確認してみました。
中古住宅(既存住宅)、ぞの土地の取得の場合
①次のア、イいずれかに該当
ア 土地を取得した方が、当該の土地を取得した日から1年以内(同時取得を含む)にその土地上に中古住宅を取得していること。
イ 中古住宅を取得した方が、当該住宅を取得後1年以内にその敷地を取得していること。
②取得した方(個人)が居住する住宅であるか。
③住宅の床面積は50㎡以上240㎡以下か。
④次のⅰ、ⅱのいずれかに該当しているか。(耐震基準要件)
ⅰ 昭和57年1月1日以降に新築された住宅
ⅱ ⅰ以外の住宅で、建築士等が行う耐震診断によって新耐震基準に適合していることが証明されたもの(ただし、当該証明に係る調査が取得日前2年以内に終了しているもの)
※ⅰⅱの要件を満たしていなくても耐震改修を行うなどしていれば、減税できる場合あり
※耐震基準に適合している事を証明する為の書類とは
耐震基準適合証明書・・・指定確認検査機関、登録住宅性能評価機関、建築士が発行国土交通大臣が定める耐震基準に適合していることについて、建築士等が証明したもの
既存住宅性能評価書(耐震等級1以上)・・・登録住宅性能評価機関が発行
既存住宅性能評価において、耐震等級1以上が確認されたもの
既存住宅売買瑕疵保険(保険付保証明書)・・・住宅瑕疵担保責任保険法人
既存住宅売買瑕疵保険において保険が付保されたことが確認できるもの
①は土地・建物同時取得なので該当
②も該当
③も該当
④も昭和57年以降だし、瑕疵保険にもはいっていたので該当
ということで、軽減の申請をすることにしました。
軽減申請に必要な書類
1⃣不動産取得税土地家屋申請書(不動産取得税通知書と同封されていたもの2枚)
2⃣登記事項証明書の全部事項証明書(建物)(コピー可)
3⃣納付前に申請される方は納税通知書
納付後2週間にないに申請される方は、不動産取得税の領収書
(LINE Pay、PayPayで納付された方は、納付後3日経ってから申請)
4⃣④のⅱに該当する住宅の場合は、耐震基準適合証明書や住宅性能評価書など
5⃣併用住宅、二世帯住宅、共同住宅の場合は各部屋の寸法が入った平面図(コピー可)
を用意します。
自分の場合は、全部事項証明書が見つからず、登記ネットか申請。
ソフトウェアのダウンロード | 登記・供託オンライン申請システム 登記ねっと 供託ねっと
3⃣は納付前だったので納税通知書を送ります。
4⃣は今回は瑕疵保険の書類を送ることにしました。
5⃣は関係ないのでスルー。
減税結果
書類を郵送してから数日で新しい納税通知書が来ました。
土地の不動産取得税:約¥87,000 ➡約¥27,000
建物の不動産取得税:約¥58,000 ➡ ¥0
と10万近く安くなりました‼
同封の書類に取得税の軽減の案内には瑕疵保険について書かれていなく見落としがちですが、購入時に不動産屋さんが瑕疵保険も使えると教えてくださったので助かりました。
書類の手続きはめんどくさくてもやっておいて正解ですね。